NOTES

再始動

身内の宣伝で恐縮です。妻・中村路（旧姓）が昨年より本格的に制作活動を再開し、このたび17年ぶりに作品を発表する機会をいただきました。現在名古屋三越にて開催中の8人の作家による「restart展」。お近くの方は是非ご覧ください。

発起人の先生方、ありがとうございます。

8月3日14時～アーティストトークを開催します。

中村路インスタ

https://www.instagram.com/michi_nakamura_?igsh=ZnZibHE0Z3JlMDY=

掲載のお知らせ

月刊『美術の窓』8月号にて、表紙および本文に掲載いただいております。

今月号の特集テーマは「手」。各分野のスペシャリストによる寄稿が並び、絵を描く方はもちろん、美術愛好家の方にとっても学び深い一冊です。

ぜひご覧ください。

https://amzn.asia/d/eTadTr4

スクーリング

先日、京都芸術大学通信教育部のスクーリングで2日間指導にあたりました。

木炭デッサンと油彩技法のダブル講座。朝9:30から夕方5:40まで、皆さん驚異的な集中力で制作されていました。木炭デッサンの描き出しデモンストレーション。片手でマイク持ちながら描いてます。1日目の中間講評。画家の卯野君と一緒に。

虫展ファイナル

昨日よりINSECTS展に小さな作品1点出品しております。

虫好きの虫好きによる虫好きのための展覧会。今年がファイナルです。

私は最も好きな蝶、ルリシジミを描きました。

その和名「瑠璃」にちなんで、ここぞとばかりラピスラズリの顔料を油絵具にして用いています。

SASAI FINE ARTS

2025年7月4日（金）～19日（土）

10:30-18:30　日・月休廊

sasaifinearts.com

テンペラーレ

日芸２年生のテンペラ実習が終了。

並べると壮観！短期間にもかかわらず、集中して見応えのある模写が仕上がりました。

テンペラ画とは、卵などを接着剤とした絵具で描かれた絵画で、主にイタリアルネサンス期に成熟した技法です。

ラテン語で混ぜ合わせるという意味の「Temperare（テンペラーレ）」が語源となっており、顔料と卵などを混ぜ合わせたことに由来しています。

ちなみにお料理の「天ぷら」は16世紀にポルトガルから伝来したそうですが、こちらも粉と卵を使うことから語源がテンペラーレだという説も…。