2019年 05月 18日
スペインからはるばる!
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本日よりホキ美術館にて「スペインの現代写実絵画展」開催です。
Jaime Valeroハイメ・バレロ氏 写真を使用して緻密にヴァルールを合わせて描く方法のデモンストレーション。
ぼくの作品は、昨年MEAMで発表した新作ほか5点展示されています。
この展覧会は昨年バルセロナMEAM(ヨーロッパ近代美術館)で行ったホキ美術館展との交換展で、スペインの現代リアリズム59点が日本初公開されるものです。
10名のスペイン人作家も来日し、久しぶりの再会となりました。昨日はオープニングレセプション、今日は2人の作家(Kike Meana キケ・メアナ氏、Jaime Valeroハイメ・バレロ氏)のデモンストレーションがあり、日本人との物の見方や制作スタイルの違いはなかなか興味深いものでした。同時開催で、日本人作家の作品展示もあり、スペインで発表した新作を中心に数十点展覧されています。
日本とスペインの写実に対する思考を考えさせられる貴重な機会と思います。会期も長いのでぜひご覧ください。~9月1日まで。9月14日~11月10日まで佐賀県立美術館に巡回します。 賑わいのオープニングレセプション。来日したスペイン人の皆さんは日本旅行をかねて楽しんでいるようでした。
印象の強いゴルチョの「眠らない肖像」。死生観を強く漂わせる傾向のスペインリアリズムですが、その表現は以前より多様化してきたようです。
Kike Meana キケ・メアナ氏 油彩のアラ・プリマによる短時間での表現。右に見えている少年のスケッチが良かったなあ。
ぼくの作品は、昨年MEAMで発表した新作ほか5点展示されています。
by ryo_shiotani
| 2019-05-18 00:45