2015年 01月 04日
水彩画?
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では簡単に制作過程の説明でも。
今回の「水彩画展」というくくりを、水性であればよいという勝手な解釈のもと、自分でもよくわからない技法になっています。パネルに和紙を膠で貼り、白亜地塗料を塗布。アクリルのローアンバーを薄くインプリマトゥーラ。鉛筆、チャコペンでデッサンしたあと フィキサチーフで留め、全体に水彩で色付け。明部を白で起こしますが、あとで色味を水彩でグレーズしたいので、テンペラの予定を変更して耐水性のアクリルガッシュの白を選択。テンペラ白色浮出の要領で白を半透明に使いハッチング。
最終的にはパステル、色鉛筆も併用し調和させる。
by ryo_shiotani
| 2015-01-04 00:00