2014年 06月 27日
勝手に宣伝
|
最近は写実画家の画集が頻繁に刊行されていて、大御所はもちろん、長らく待望されていた島村さんや小尾さんといった世代がようやく発売になったのが嬉しいところです。次は石黒さん…かな?
さてこの機会に少し昔の話を。初めて小尾作品を見たのは、たしか1991年だったか、セントラル美術館大賞展のときです。ぼくはまだ高校生で、美術の先生がこのコンクールに出品されていたので見に行ったのです。大賞作品は、少女が正面観でシンメトリーに配されたこれぞ直球!という感じの写実で、それが小尾先生若かりし日の作品でした。当時の自分はすでに古典的な写実を志向していたので、すげ~と見入りながら強く印象に残ったものです。
その後、ぼくが大学4年の時に絵画組成室の講師として着任され、以来公私にわたって仲良くしていただいています。
by ryo_shiotani
| 2014-06-27 00:00