2013年 06月 01日
お知らせまとめて
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帰国後バタバタしてるうちあっという間に1週間が過ぎてしまった。HPでお知らせしなきゃいけないこともメディアより後手になってしまい、申し訳ない思いです。と言いつつ「あまちゃん」を欠かさず見る時間だけはあるのだった。
まずはアートコレクター誌6月号の特集に参加しています。昨年阪急うめだに出品した20号を掲載していただきました。今月号の巻頭メンバーは編集長の一井さんセレクションだそうです。
さてこの雑誌の発売日5月25日を皮切りに、版画の販売が開始されました。
日本人女性像とロシア人女性像の2種。
一見鉛筆画のように見えますが、版画のための描き下ろしリトグラフです。以前ブログで制作中の話を書きましたが、個人的には大変困難な技法でした。アルミ板に油性クレヨン1本で描いているのですが、消しゴムは一切使えないので、一発勝負、超スリリング。クレヨンによるハッチングと筆圧の違いだけで濃淡を出していくわけです。版画工房エディション・ワークスさんが、滑らかなトーンが潰れたり飛んだりしないよう、1枚1枚調整しながら丁寧に刷ってくださいました。雑誌の写真はへんてこりんになってますので、ご興味のある方は、花田美術またはギャラリー小暮までお問い合わせください。額付105000円、額なし84000円、各種限定70部となっています。

もうひとつ書籍掲載のお知らせ。「写実画のすごい世界」という画集が刊行されました。女性像に絞ったセレクトで、巨匠から若手まで盛りだくさんの内容になっています。絵だけが並ぶ画集と違い解説も多いので、入門にも最適、かも。作家によるテキストは一切なく、すべてライターさんが書いているのですが、自分の解説を読むと客観的に見た塩谷像が伺え、興味深いものでした。
オールカラー208頁、1995円。満足感あります。

最後に展覧会情報追加。「画家のまなざし 写実絵画の世界」が本日より開催です。場所は横浜市の桐蔭学園内、メモリアルアカデミウムという珍しい会場ですが、出品作家が豪華です。磯江毅、水野暁、石黒賢一郎、塩谷の4人で、見ての通り?彩鳳堂の所蔵作品による展覧会というわけです。磯江さん、水野さんは代表作を含むかなりの点数が出品され、貴重な機会といえます。6月29日まで、入場無料。
塩谷は模写2点を含む既発表作6点の出品になります。
展覧会詳細(PDF)はこちら。
まずはアートコレクター誌6月号の特集に参加しています。昨年阪急うめだに出品した20号を掲載していただきました。今月号の巻頭メンバーは編集長の一井さんセレクションだそうです。
さてこの雑誌の発売日5月25日を皮切りに、版画の販売が開始されました。

一見鉛筆画のように見えますが、版画のための描き下ろしリトグラフです。以前ブログで制作中の話を書きましたが、個人的には大変困難な技法でした。アルミ板に油性クレヨン1本で描いているのですが、消しゴムは一切使えないので、一発勝負、超スリリング。クレヨンによるハッチングと筆圧の違いだけで濃淡を出していくわけです。版画工房エディション・ワークスさんが、滑らかなトーンが潰れたり飛んだりしないよう、1枚1枚調整しながら丁寧に刷ってくださいました。雑誌の写真はへんてこりんになってますので、ご興味のある方は、花田美術またはギャラリー小暮までお問い合わせください。額付105000円、額なし84000円、各種限定70部となっています。

オールカラー208頁、1995円。満足感あります。

塩谷は模写2点を含む既発表作6点の出品になります。
展覧会詳細(PDF)はこちら。
by ryo_shiotani
| 2013-06-01 00:00