2009年 08月 12日
レッチェ滞在記 (6)
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フィレンツェに帰る日がやってきました。レッチェ駅21時25分発トリノ行きの夜行に乗る予定。午後最後の海水浴をし、レッチェの旧市街観光に3時間くらいとれるように17時ころミネルヴィーノから車で送っていただきました。
レッチェの路地。なんとも言えないあたたかさと哀愁があります。この町の魅力はレッチェーゼという石に尽きると思う。この独特の砂岩は太陽が当たると黄金に、曇り日は灰色に、雨に濡れると濡れ色に変わり、建物や彫刻を豊かに彩っているように思います。
バロック様式のサンタ・クローチェ聖堂。この執拗なまでの彫刻。レッチェのバロック美術が栄えたのはレッチェーゼの柔らかい材質があったからでしょう。実際壁を爪でこすってみると、簡単に削れるほどです。なので保存状態は悪く、ドゥオモの外壁彫刻などはかなり風化していました。 ここまでやるか!のグロテスク装飾です。 聖堂内もバロック彫刻で溢れていますが、ローマのゴテゴテとした感じと対照的に、レッチェーゼが醸し出す上品な空間でした。
レッチェの主要な鑑賞を終え、定刻通り21時25分発の列車に乗り翌朝帰宅しました。
今回のホームステイは大家さんご一家のご厚情で、南イタリアの素晴らしいヴァカンツァを体験させていただき、貴重な経験となりました。感謝‼
レッチェの主要な鑑賞を終え、定刻通り21時25分発の列車に乗り翌朝帰宅しました。
今回のホームステイは大家さんご一家のご厚情で、南イタリアの素晴らしいヴァカンツァを体験させていただき、貴重な経験となりました。感謝‼
by ryo_shiotani
| 2009-08-12 00:00
| フィレンツェ留学記