アマルフィ～ラヴェッロ

１３世紀に建設されたドゥオモの回廊。白一色の柱廊や中庭の植物などがいかにも南国的で新鮮。「Chiostro del Paradiso（天国の回廊）」という名の通りの清く幸せ感に満ちた空間でした。
ドゥオモ内は打って変わってゴージャスなバロック世界。箱は１０世紀のものですが１７００年代にバロック調にリフォームされたため。しかし大理石やレリーフ装飾にいっさいの妥協がなく、見ごたえがありました。
アマルフィの海岸。１０～１１世紀４大海洋都市（アマルフィ、ピサ、ヴェネツィア、ジェノヴァ）として栄えたらしいですが、今やその面影はほとんどなく、美しいリゾート地という感じです。この景色を前にして眺めるだけとはもったいないかも。海には２０年くらい入っていません。白亜一色の町並み。洗濯物だけがカラフルにぶら下がってます。途中日本人観光客の少人数グループ２組に出会いました。後で知ったのですが、アマルフィを舞台にした日本映画が公開直前だったんですね。映画の人気が出たらこの町を訪れる日本人も増えそう。流行に鈍感な自分が珍しく先取りという感じです。映画見てみたい！

このあと車で３０分山を上り、断崖の上にある村ラヴェッロへ。
ドゥオモ、ヴィッラ・チンブローネを見学。
深く考える少年。