2009年 06月 24日
サン・ジョバンニ祭
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今日はフィレンツェの守護聖人聖ヨハネの日で祝日。フィレンツェの日というだけあって、古式サッカーの決勝戦や花火などのイベントで盛り上がる1日でした。 サンタ・クローチェ教会前の広場は盛り土までされて立派なスタジアムに変身。
古式サッカー(カルチョ・ストーリコ)は、15世紀からの起源を持ち、当時の衣装を身に着けて行う、ラグビーと格闘技を合わせたような取っ組み合いの試合。毎年負傷者続出、数年前耳をかじりちぎるという流血事件まで起きたそうで、ここ数年開催中止になったほど。 試合開始のホイッスルと同時にボールを奪い合い、殴る蹴るの大乱闘。と思ったらボールのないところでも殴り合ったりしてます。もはやなんでもありの無法地帯。 あちこちで寝技で固めてるのがおかしい。 特にルールもないので、日ごろのウップンを晴らすかのごとく、喧嘩する猛者たちや、ヤジを飛ばす観客たちで異様な熱気のうちに1時間の試合は終了しました。
祭りのシメはミケランジェロ広場下から打ち上げる花火。アルノ川沿いはフィレンツェ中の観光客が押し寄せ、隅田川花火大会のように身動きが取れないほどに。ヴェッキオ橋と花火を一緒にカメラに収められるサンタ・トリニタ橋は特に人気で、橋が落ちるんではないかと思うほどの寿司詰め状態でした。
古式サッカー(カルチョ・ストーリコ)は、15世紀からの起源を持ち、当時の衣装を身に着けて行う、ラグビーと格闘技を合わせたような取っ組み合いの試合。毎年負傷者続出、数年前耳をかじりちぎるという流血事件まで起きたそうで、ここ数年開催中止になったほど。
by ryo_shiotani
| 2009-06-24 00:00
| フィレンツェ留学記