NOTES
ryoshio.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
画家塩谷亮の日記
by ryo_shiotani
プロフィールを見る
画像一覧
新着記事を受け取る
カレンダー
< December 2025 >
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
リンク
塩谷亮公式サイト

2008年5月以前の日記
以前の記事
2025年 11月
2025年 10月
2025年 09月
2025年 08月
2025年 07月
2025年 06月
2025年 05月
2025年 04月
2025年 03月
2025年 02月
more...
カテゴリ
全体
フィレンツェ留学記
未分類
検索
ファン
記事ランキング
  • フナオカキャンバス 福島県岩瀬郡にあるフナオ...

  • 2か月きりました 個展公式Instagra...

  • ピッティ宮殿 上記宮殿内のパラティーナ...

  • 対談 今春のことですが、フォト...

ブログジャンル
画像一覧

もっと見る
エキサイト
XML | ATOM

Powered by Excite Blog

会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ
2009年 04月 05日
パドヴァ
パドヴァ_b0142265_1464864.jpg
ベネツィアからフィレンツェ方面へ電車で30分パドヴァへ。ジョットの最高傑作のひとつを鑑賞することが主な目的。ダンテやガリレオが教えたという古い大学がある学問の街と聞いていたとおり、パドヴァ駅を降りたとたん知的な雰囲気が町並みや歩く人から感じられ、特に道にゴミが落ちていないことに感動。フィレンツェはゴミが空舞ってますから…
パドヴァ_b0142265_221883.jpg
手入れの行き届いた公園内にスクロヴェーニ礼拝堂があり、内部の壁面はジョットとその弟子たちによるフレスコ画で覆われている。この礼拝堂、予約必須で、予約した時間の1時間前に受付でチケットを受け取り、礼拝堂に入る前に15分間体温調節室に入り、見学も監視員つきで15分間だけという物々しさですが、礼拝堂に入った瞬間その意味が理解できた。こんな「神聖な」空間があるとは!
近年の修復のおかげで、息を呑むような美しい天井のブルーがまず目に入ってくる。クリスチャンでなくともやさしく包み込まれるような感覚は、まさにインスタレーションの原点。1点づつ眺めると、装飾をいっさい排除し、主題のみの簡潔な表現で聖書のドラマを表しているので、ジョットの革新的な構築性がよくわかる。感情表現が明快でわかりやすく、当時の鑑賞者はその写実性に驚いたことでしょう。
ふとブランカッチ礼拝堂のマザッチオと重なった。ジョット直系ともいえる天才マザッチオを連想することは逆に言えば100年以上前に成し遂げたジョットの天才を思わずにはいられない。

礼拝堂を出て市立博物館へ。ここでも違う意味でびっくり。監視員が各部屋にいて、順路を案内してくれたり重要な絵を見逃さないよう教えてくれたりするのだ。「ジョットの作品は真っ直ぐ行ったところよ」「ティエポロはこの裏だからね」「ズッケルマン博物館はこの券を見せるだけで入れるから必ず行って、素晴らしいところだから」という具合に聞いてもいないのに親切に教えてくれる。こんなのイタリアでは初めて。パドヴァの人は街を愛し、美術品を大事にしているんだなぁ。
ウフィッツィなんて監視員不足で展示室をたくさん閉めてるし、監視員いても携帯でメールしてるか、おしゃべりに夢中。
パドヴァ_b0142265_3575260.jpg
聖なる地として世界中から信者が巡礼に来るというサンタントニオ聖堂。この教会もヴェネツィアのサン・マルコ聖堂と同じく、イスラム的な東方世界が混在している。内部に重要な絵画はありませんでしたが、主祭壇はドナテッロ作。そしてなによりこの教会に来たかった理由は真ん中に見える騎馬像。これもドナテッロの有名なブロンズ像、
パドヴァ_b0142265_444811.jpg
ガッタメラータ。ミーハーですが、実物に会えるとやはり感激してしまう。でも石膏像の印象が強すぎるのか、微妙に雰囲気が違って感じます。兄弟か従兄弟かというところ。低レベルな感想ですみません。
by ryo_shiotani | 2009-04-05 00:00 | フィレンツェ留学記
<< 春の雪 ベネツィア再訪 (2) >>

ファン申請

※ メッセージを入力してください