
午前中はピエンツァの散策。目抜き通り400m内に収まってしまうほど小さくて、おとぎ話のような町。丘の頂上にあるので、城壁沿いのカステッロ通りからの眺めは素晴らしかった。

奥に見えるドゥオーモ側から3本の路地名が面白い。
Via della Fortuna (幸運通り)
Via dell' Amore (恋愛通り)
Via del Bacio (接吻通り)
ザ・イタリア!

午後、バーニョ・ヴィニョーニに向けて出発、丘の麓からみたピエンツァ。生えかけのグリーンは麦畑で、もうじき辺り一面緑一色になり、7月には黄金色に輝くそう。

巨大松ぼっくり。

バーニョ・ヴィニョーニのジジ。

赤ワインの産地で有名なモンタルチーノへ。どの町も静かで閑散とした雰囲気。いつもは観光客で賑わうそうですが、アレッシオさんいわく、昨日の悪天候でこの土日の旅行を中止した人が多いのではないかとのこと。
奥に見える城塞を見学していたら、中にエノテカが入っており、おやつにワインの試飲。でも美味しいのはやはり高い。下戸のくせに生意気にも味がわかってきた、かな。

モンタルチーノのジジ。

モンテプルチャーノに向かう道中にて。なんでこんなにかわいいんか。

モンテプルチャーノのグランデ広場。右の建物は市庁舎ですが、フィレンツェの
ヴェッキオ宮殿にそっくり。まさにピッコロヴェッキオといったところ。実際ヴェッキオ宮の内部設計にかかわったミケロッツォがファサードをデザインしたらしい。左のドゥオモも未完成のファサードに味があり、中世の町並みに溶け込んでいる。

モンテプルチャーノもワインで有名。帰り際、閉店直前のエノテカに駆け込み、地下にある古いワイン蔵を見学させてもらう。想像以上に広くて深い。なんか美味しく熟成しそう…。たまらず1本お買い上げ!