2009年 01月 06日
公顕節 (エピファニア)
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今日は公顕節で祝日。ピッティ宮殿からドゥオモの間でキリストの降誕を祝いに東方の三博士がやってくる様子を模した行列がありました。パレード前、ゴール地点のドゥオモ広場に行ってみると、キリストが生まれた馬小屋が再現されており、適役な感じのマリア様にヨセフ、牡牛とロバ、羊も用意され、これはまさに生きたプレゼピオ。 ピッティ宮から行進が始まるころ、ベッキオ橋に移動して待機。まもなく鼓笛隊の賑やかな音とともに三博士率いる大行列がやってきた。 すごい、絵画から抜け出したよう。(役者さながらですが一般市民です)
この後、ドゥオモでは三博士がキリストに三つの贈り物(黄金、乳香、没薬)をする儀式がありましたが、あまりの人込みと寒さに耐えかねて途中で帰宅しました。
ところでこの「東方三博士(三王、三賢者などとも訳される)の礼拝」ですが、絵のテーマとしてもドラマティックなので、多くの画家が描いています。ウフィッツィ美術館にもこの題財、10枚以上あるでしょうか。例えばこのデューラーの作品。 三博士はそれぞれ「老年、壮年、青年」を、また新大陸発見前の世界「ヨーロッパ、アジア、アフリカ」を象徴しており、そのため多くの作品で三博士の一人は若い黒人として描かれています。
この後、ドゥオモでは三博士がキリストに三つの贈り物(黄金、乳香、没薬)をする儀式がありましたが、あまりの人込みと寒さに耐えかねて途中で帰宅しました。
ところでこの「東方三博士(三王、三賢者などとも訳される)の礼拝」ですが、絵のテーマとしてもドラマティックなので、多くの画家が描いています。ウフィッツィ美術館にもこの題財、10枚以上あるでしょうか。例えばこのデューラーの作品。
by ryo_shiotani
| 2009-01-06 00:00
| フィレンツェ留学記