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画家塩谷亮の日記
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2008年 12月 13日
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会美術館
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会美術館_b0142265_2435586.jpg
三度目の正直で附属美術館に入館できました。美術館といっても元修道院そのままなので入ってすぐ回廊があります。大ターミナル駅前とは思えない無音の空間。「緑の回廊」と呼ばれるわけは壁画に使われた顔料がテールベルト(古代からある緑土)を多く含み全体的に緑色に染まって見えるから。14世紀前半の画家たちが回廊一周に創世記の物語を描いており、その中での要注目作はこれです。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会美術館_b0142265_3145539.jpg
おお、確かにテールベルト。一見何が描いてあるか分かりにくいですがパオロ・ウッチェッロの「ノアの洪水」をテーマにした作品です。何が面白いかといえばこの極端なパース(遠近法)。今でこそパース表現は誰でも出来ますが、当時平面が奥行きを持って見えることは画期的なことでした。ウッチェッロはその遠近法に夢中になり寝食を忘れて研究、夫婦喧嘩が絶えなかったという逸話があるほどで、確かにどの作品もなかば強引ともいえるほど遠近法が適用されています。この作品、建築物が一点透視になるのは分かるのですが、よく見ると倒れる瞬間の樹木や人物の動作まで一点透視の放射線上に沿っているのが面白い。少年のように熱中している画家の姿が目に浮かびます。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会美術館_b0142265_536540.jpg
スペイン人礼拝堂。16世紀、スペインから嫁いできたコジモ1世の奥さんエレオノーラ専用の礼拝堂となったことが名称の由来。天井を含むすべての壁面がアンドレア・ディ・ボナイウート(14世紀)のフレスコ画で埋められており、高密度な空間。この時代の壁画は平面的な表現のせいもあって過剰な装飾でも重くないところがいい。16~17世紀の壁画はリアルになったぶん、隙間なく描かれるとちょっとくどく感じる。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会美術館_b0142265_6446100.jpg
地獄から覗く悪魔たち。ゆるめです。
by ryo_shiotani | 2008-12-13 00:00 | フィレンツェ留学記
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